アロエの煎じ汁

苦みが少なくアロエの有効成分がぎっし詰まっている

アロエの煎じ汁

胃腸が弱っている人に最適

アロエの煎じ汁は、おもったほど苦味がなく飲みやすいものです。そのため、お年寄りや子供など体力のない人、弱った人、胃弱の人たちにおすすめです。

ただ、効きめがおだやかですので、長期にわたって毎日続けて飲まないと、効果は期待できません。アロエで下痢をしてしまい、減量してもなかなか改善しない体質の人にもおすすめです。

作り方

1. アロエの生薬を数枚、サイドのトゲを取ります
2. これを5cm程度に薄く切ります
3. 切ったアロエを鍋に入れて、入れたアロエと同量の水を加えます
4. 鍋を火にかけます。煮立つまでは中火にし、その後弱火にして煎じます。半分程度の量まで煎じたら火を止めて冷まします。
5. 冷めたら、ガーゼなどでこすか、絞ります。これで出来上がりです。

出来上がった煎じ汁を適当なビンに入れて、冷蔵庫に入れて保存します。冷蔵庫で約1週間前後、冷凍すれば2～3ヶ月と長期の保存が可能です（使うとき′には、適量をとり出して、自然解凍してから内服しましょう）。

多めに作って保存しておくと家庭の常備薬として重宝します。

飲み方

大人1日の適量は大さじ3杯程度です。したがって毎食後に大さじ1杯程度を飲むといいでしょう。

煎じ汁は飲みやすいので、子供やお年寄りにおすすめですが、初めは半分の量でしばらく様子をみて、体調に変わりがなければ、徐々に大人の量まで増量しましょう。
煎じ汁が濃くて飲みにくい場合には、水で薄めるか、蜂蜜を入れるなどの工夫をして飲んでください（この場合は、効きめがさらにおだやかになります）。そのほか、お茶に混ぜて飲んでもよいでしょう。