保存の効くアロエ粉末を活用する
フレッシュな生のアロエは魅力的だけれど長持ちしないので
アロエ粉末
最大のメリットはやっぱり長期保存が可能
アロエ粉末は、長期保存が可能です。小さなビンなどに入れると持ち運びも簡単なので、旅行や会社の出張先などでも手軽に飲めます。
さらに、アロエは熱や酸に強いので、乾燥させても、生薬との比較では薬効はほとんど変わりません。アロエは乾燥すると、元の生薬の約20分の1程度まで締まりますので、少量でも効果はあります。
ただし、粉末を自家製造するのは大変ですので、自信のない方は信用できる市販品を買うことをおすすめします。
アロエ粉末の作り方
- 葉を数枚、水洗いして水気を取り、両サイドのトゲを取ります
- 生薬を細かくみじん切りします
- ザルの上に、みじん切りしたアロエを広げます
- みじん切りしたアロエを、カラカラになるまで天日干しして乾燥させます
- 完全に乾燥させたら、すり鉢で細かくすりつぶします
ラサラした粉末状になったら出来上がりです。出来上がったアロエ粉末は、適当なビンに入れて湿気のない場所で保存します。
なお、長期保存ができるといっても、2~3ヶ月程度が限界ですので、その期間内に使い切るようにします。
作り方のポイント
上手に粉末を作るポイントは、細かくきぎんだアロエの天日干しです。作る時期は、強い陽射しの続く夏や空気が乾燥する秋・冬が適しています。
雨の時期などは、湿度が高く、晴天が統かないのでカビの発生に注意しまししょう。
十分に乾燥させるには、ときどきアロエを裏返して、まんべんなく天日に当てることです。完全に乾燥させるために、電子レンジを利用してもいいでしょう(ただし、乾燥具合をみながら、せいぜい10数秒程度です。
飲み方
大人1人の適量は、1日に小さじ1杯程度です。これを3回に分けて毎食後、水と一緒に飲みます。飲みづらければ、白湯に溶かしたり、オブラートに包んで飲むといいでしょう。牛乳に入れたり、お茶に混ぜてもいいでしょう。会合さらに、粉末を湯船に入れ、アロエ風呂として利用することができます。