アロエ蜂蜜漬け
アロエとはちみつの相乗効果がさらなる効果を発揮する
アロエの蜂蜜漬け
アロエとハチミツの相乗効果
アロエを内服する場合に問題になるのが、あの特有の苦味。お子さんやお年寄りには少々つらいかもしれません。甘味を加えると、苦味が和らぐのですが、どうせなら甘味料も体によいものを選んだほうがいいでしょう。そこで注目したいのが蜂蜜です。
蜂蜜には果糖、ブドウ糖をはじめ、各種ビタミン群、ミネラルなどが含まれており、疲労回復や肌荒れ、鎮静効果などがあって、健康食品としても優れています。
アロエの苦味を和らげる甘味料としては、蜂蜜が最適のものといえるでしょう。なお、アロエに甘味料を加えると、アロエ成分は体内でゆっくり吸収されるので、おだやかに効きます。即効性を期待する人は、別の内服法(丸かじり、おろし汁など) がおすすめです。
作り方
- 生薬を数枚、よく水洗いして葉の両サイドのトゲを取ります
- 生薬の水気を取って、細かくみじん切りにします
- 適当なビンに、みじん切りにしたアロエ葉とともに、薄く輪切りにしたレモン(半個分) を入れ、全体的によく混ぜます
- 次いで材料全体が隠れる程度に、蜂蜜を入れます(蜂蜜の量は好みで加減してください)
- その後、ビンを密閉して冷暗場所で1週間程漬けると出来上がりです。
飲み方
大人1日分の適量は、大さじ2~3杯程度です。したがって、毎食後に大さじ1杯を飲めばいいでしょう。
漬けたアロエとレモンは食べることができますので、捨てないで適時食べるようにしましょう。なお、食前や空腹時のほうがアロエ成分の吸収が早まります。そのため人によっては効き過ぎることがあります。そのときは量を減らすか、水で薄めて飲むようにしてください。