新鮮なアロエの生葉を丸かじり
新鮮でフレッシュなアロエを丸かじりすることでアロエの効能を利用する
生葉丸かじり おいしいアロエの活用
最も身近で簡単な活用法
アロエの葉をすりおろしたり、こしたりといった手間がいらない丸かじりは、最も手軽なアロエの服用方法です。 さらに、丸かじりはアロエの薬効がすみやかに体内に広がります。大人が1日に摂取する量としては、キダチアロエは生葉15g程度、アロエベラは60g程度が適量です。
1回に食べる量は、葉の大きめのもの(幅が3センチ程度) を、長さ2~3センチ程度が適量です。 葉をよく洗い、両サイドのトゲを切り、皮をむかないでそのまま丸かじりします。薬効は葉先より葉元のほうが強いので、即効性を期待するのであれば、葉元を丸かじりしましょう。
苦みにも薬効がある
アロエには独特の苦味があります。特にキダチアロエのほうが、アロエベラより苦味が強いようです。苦味の原因はアロインという成分にあります。しかし、この苦味が薬効の宝庫なのです。 苦味のため、アロエの生食は苦手という人がいますが、苦さも薬効のうちと考えて、徐々に慣れるように、努力して食べましょう。
丸かじりのときの注意
初めての人は葉肉のゼリー部分を食べる
生食を初めて試す場合は、皮をむいてゼリー状の部分を食べましょう。ゼリー状の部分は表皮より少し苦味が弱いので、抵抗なく食べられるでしょう。
食べ過ぎないように注意
たくさんの量をとれば、それだけ高い効果が得られると考えがちですが、それは間違いです。
アロエには下剤や鎮静、解熱といった作用もありますので、期待する効果以外の作用が出てしまっては困ります。そのため適量を食べることを心得てください。食べ過ぎると下痢をしてしまう人が多くいらっしゃいます。
体調に合わせて量を加減する
1回の適量は、長さ2~3センチ程度と紹介しましたが、胃腸の弱い人や便秘気味の人など、それぞれ体質が異なりますので、各人に合った量があります。たとえば、食べると下痢気味になるなど、普段と様子が違うと感じたら食べる量を減らすなどしてください。一方、食中毒や便秘などの症状には、いつもより大めに食べるなど、その日の体調や自分の体質に合わせて利用しましょう。