アロエ酒

アロエのよい成分とアルコールの相乗効果

アロエ酒

アルコールとアロエの相乗効果

アロエ酒を服用すると、血行がよくなり胃弱や便秘、冷え性などの症状を緩和させるばかりではなく、健康維持や健康増進という点でも効果があります。

なかでも寝付きが悪いとき、疲労したときなどは、寝る前にアロエ酒を飲むと、アルコールの働きに加えてアロエの成分が相乗効果となって安眠を誘い、疲労回復に効果があります。

これはアルコールがアロエ成分の吸収を促すため新陳代謝が活発化し、体内に蓄積された老廃物がすみやかに排出されるからです。

飲みにくい場合には、水で薄める、蜂蜜をれる、炭酸やジュースを加える、レモンを絞る、といった工夫をして毎日飲むようにすればいいでしょう。

作り方

  1. 生薬を300~500g用意し、よく水洗いして水気を取ります。できるだけ水分を減らせば成分の濃い良質なものができます
  2. 生薬はトゲを取り、適当な大きさ(5~6cm程度)に切ります。
  3. 切った生薬を広口ビンに入れて、そこにホワイトリカー1リットルと、氷砂糖約200g(好みに合わせて加減してください) を一緒に入れて密封し、冷暗所に約1~2ヶ月ほど置いておきます。
  4. その後、アロエの色が褐色になったら、アロエをすべて取り除き、冷暗所に再び置いておきます
  5. ときどきとり出して見て、氷砂糖が完全に溶けたら、ガーゼなどでこせば出来上がりです。
  6. 来上がり後、すぐに飲んでもかまいませんが、おいしくなるのは、それから2~3ヶ月後です。

飲み方

大人1日の適量は、盃に1杯程度です。夕食後や就寝前に飲むとよいでしょう。アロエ酒には高い薬効がありますので、飲み過ぎると下痢などの作用を起こしますので、適量を守りましょう。

また、氷砂糖を使用しないで作ったアロエ酒は、切り傷や擦り傷といった小さなケガにも効きますので、外用薬として患部につけてもいいでしょう。なお、糖尿病や肝臓病などの人たちの服用は避けてください。

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