さまざまな薬効で昔から利用されてきたアロエをおいしく活用する

脳の病気から心臓の病気まで大事な血管について

自然の常備薬としても優秀

アロエでさまざまな症状を改善できる

医者が青くなるほどの効果

アロエは民間の薬草として、古くから多くの人に利用され、その薬効は「医者いらず」の別名で親しまれてきました。しかし、アロエはアフリカ原産の熱帯植物なので、日本に入ってからの長い年月の間に少しずつ順応してきたものの、自然の状態で利用できる範囲は国内でも暖地に限られていました。

現在のように、園芸店で手軽に人手できるようになったのはごくごく最近です。 いまではアロエの名を知らない人はいないほど一般化し、観葉植物をかねた薬用植物として、多くの人が身近に置いて利用しています。

しかし、一方では健康によいことは知っていても、どんな症状にどういう使い方をしたら良い効果を得られるかとなると、案外具体的に知らない人も多くまだまだ知られていない部分もあります。一般的によく知られているのはせいぜい切り傷につけたり、胃腸の具合が悪いときに生薬をかじる程度です。

アロエには、健康によい成分が多く含まれており、広い薬効があります。より艮く利用するために、アロエの性質をよく理解して、もっと有効に活用すれば効果も上がるでしょう。使い方によっては急速に症状を改善する場合もありますし、長期間使い続けて、慢性の症状が無理なく、いつの間にか改善する場合もあります。

キダチアロエとアロエベラ

アロエはユリ科の常緑多年草で、種類は多く、およそ500種ぐらいあるといわれています。本来は暖地性の植物ですが、生命力が強く、環境が変わっても形態を変えながら適応していくため、品種が増えていったものと思われます。

なかには観賞用に利用されているものや観葉植物として利用されているものもありますが、薬用として一般に多く利用されているものはキダチアロエと、アロエベラという品種です。

キダチアロエは日本で古くから利用されている品種で、肉厚の細い葉の縁にはトゲが並んでいます。アロエベラはアメリカ産で最近になって注目されるようになった品種です。葉は、肉厚で幅が広く、1本当たりの葉の重量はキダチアロエの5倍ぐらいあります。また、キダチアロエが、1本の幹から次次とに茎の出る形になるのに対し、アロエベラは根元から大きな葉が立ち上がり、株状になって大きくなっていきます。

キダチアロエやアロエベラの薬効成分は、研究が進むにつれていろいろと判明し、現在は30種以上の薬効成分が認められるようになりました。しかし、まだ全てが解明されているわけではなく、特に別の薬効成分との複合作用の分野は、今後さらに新しい発見が期待されています。

アロエの原液

アロエのすばらしい作用は知っているけれど、を育てるのは少しハードルが高いという人のために「アロエの原液」もあります。無添加で生のアロエを絞った原液です。

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