幅広い薬用効果で昔から利用されてきたアロエ

アロエの様々な薬用効果について

薬用効果の高いアロエ

幅広いアロエの薬用効果

薬は大きく内服薬と外用薬に分かれますが、アロエの有効成分は多く、そのどちらにも有効です。また、薬用効果は一般に胃腸薬や鎮痛薬など、目的によって決まっているものですが、アロエの薬用効果は広く、いろいろな症状に対して効果をあらわします。

たとえば細菌類に対しては、一般の薬は細菌を殺すか、細菌の発育を阻止するかのどちらかで効くのですが、アロエは細菌の出す毒素を中和する作用と、細菌を殺す作用の両方があることが、研究の結果証明されています。 また、多くの専門薬は、Aの細菌に効果があるが、Bの細菌には効果がないというように目的の細菌が限定されます。しかし、アロエの薬用効果は、たいていの細菌に対して有効に働きます。

守備範囲が広く副作用の少ないのが特徴で、「医者いらず」といわれるゆえんです。 アロエは、グラム陰性菌、陽性菌、糸状菌など相手を選ばず有効なのです。最近の薬はよく効くものが多いのですが、その薬を使うことで目的の菌はいなくなっても、同時に薬に対する抵抗菌が出てくるという菌交替現象が問題になってきています。細l菌を殺す薬をいくら開発しても、その薬に対する抵抗菌が、次々に出現するというイタチごっこになっているのが現状です。アロエは細菌を殺す作用と毒素を中和してしまう作用があるので、抵抗菌の発生をおさえて治す力があります。

アロエは吸収されやすい

アロエの特徴の1つに、粘膜や皮膚にしみ通りやすいこともあげられます。内服すると胃腸の粘膜からすぐに有効成分が体内に吸収され、短時間で効果があらわれます。外用に使った場合も皮膚にしみ通りやすく5分以内で血管の中まで入るといわれています。

特に切り傷があるときなどは直接患部に接触して働くので、健康な皮膚の上からつけたときより入りやすくなります。 例えば若い人に多いニキビは、現在のものは以前のものより治りにくいといわれますが、その多くはこキビを発生させる細菌が抗生物質耐性菌に変化しているためです。

細菌に圧倒的効力を持つのが抗生物質ですが、長期間安易に使用されてきた結果、耐性菌ができて以前と同じ抗生物質では効力がなくなってしまいました。

アロエは抗生物質耐性菌にも有効に働きます。治りにくいこキビにアロエをつけると、毒素を中和しながら殺菌するので、患部がボロボロ落ちてきれいになったという報告もあります。

また、アロエは組織の欠損部分を再生させるためにも働くので、後もきれいに修復してくれます。

ニキビ・吹き出ものに使うアロエの使用法

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