ストレスも活性酸素の原因

現代社会はストレス社会

ストレスとどう向き合うか

ストレスは避けれないが少しでも減らす

さまざまなストレスがある

呼吸紫外線でも活性酸素が発生することがわかりましたが、ストレスでも、活性酸素が発生します。

小さな心配から大きな不安、それに複雑な人間関係、子供の教育や教育費。生活費、さまざまです。

現代人の生活はそれこそストレスがあふれた生活といっても過言ではありません。

現代人のストレス

もうだいぶ前になりますが、横綱の朝青龍が急性ストレス障害に見舞われました。仁王様のような朝青龍にしても、強いストレスには勝てなかったわけです。

朝青龍の身体のなかでは、さぞかし大量の活性酸素が発生したことでしょう。

では、ストレスでなぜ活性酸素が発生するのでしょうか?

ストレスを感じると自律神経のうちの交感神経が刺激され、ホルモン(ドーパミン、アドレナリンなど) が分泌されます。

身体というのはよくできていて、このホルモンが分泌される一方、そのホルモンを分解する酵素も分泌されます。

ホルモンがつくられたり、酵素によって分解される過程で、活性酸素が出てしまうのです。

もう1つ、ストレスを受けると交感神経の働きで血管が収縮し、血液の流れが悪くなります。間もなく血行はよくなりますが、このときどっと活性酸素が発生します。

さらに、ストルスを受けると、ストレスとの戟いに直接関係しない組織や臓器(消化器や皮膚など) に送られる血液の量も、最小限に絞られます。

ストレスが解消されると、これらの組織にも血流がもどります。その際にも活性酸素が大量に発生し、たんばく質が壊されます。

ストレスで胃潰瘍や肌荒れが起きることがあります。その原因がここにあるのです。

ストレスはまた、ビタミンCを直接破壊します。何かにハッとしただけで、私たちはストレスを感じます。その「ハッ」だけで、レモン5個分のビタミンC が壊されるといわれています。

それだけ活性酸素を相手にするビタミンCが消えてなくなります。抗酸化力が落ち、活性酸素をのさばらせることになるのです。

ビタミンCを多く含む食品 | ビタミン Q & A

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