紫外線を防ぐことは難しい
多くの紫外線の害を受けている
強い紫外線は活性酸素を発生させる
息をするだけで活性酸素が発生
紫外線は3種類
私たちがエネルギーをつくろうとすれば、活性酸素はどうしても発生してしまいます。これはどうしても避けることができません。少しでも軽減しようとする習慣が重要になります。
呼吸以外でも、活性酸素は発生します。たとえば、強い紫外線でも活性酸素が発生します。発生する活性酸素は、活性酸素4種類のうちの「一重項酸素」になります。
紫外線には
- UV-A
- UV-B
- UV-C
このうちUV-AとUV-B は地表にまで届きますが、UV-Cはオゾン層で反射されて地表に届きません。しかし、最近はオゾン層の破壊も進み、UV-Cも地表にまで届いている恐れがあります。
紫外線は一重項酸素を発生させ、シミやソバカスの原因になってしまいます。さらに、白内障や皮膚ガンの原因にもなります。
皮膚がん、白内障に関しては以下リンクで詳細が閲覧できます。
南極に近いオーストラリアやニュージーランドは、皮膚ガンの発生率が世界一高い地域になっています。これも、南極上空のオゾン層の破壊が原因と考えられています。
その対策として、両国政府は日焼け防止のプログラムに取り組んでいます。子供たちにも長袖やサングラスの使用を勧めるほか、日焼け止めの使用も指導しているほどです。
「私は、UVカット化粧品を使っているから大丈夫よ」と思っているあなたは注意が必要です。
UVカット商品だからといって、決して安全ではありません。UVカット化粧品の効果はそれほど長くつづかず、普通は3時間程度といわれているからです。
SPF指数(サンケア指数)という目安があります。SPF指数「1」は、15~25分程度です。「SPF15」の製品を使っているとすれば、効果が期待できるのは4~6時間程度になります。
その時間をすぎると、紫外線で皮膚に赤い斑点があらわれます。UV効果の時間切れです。皮膚にはかなりの一重項酸素が発生し、皮膚はダメージを受けているということです。
私たちの生活は知らず知らずのうちに活性酸素の害を受けているということを自覚して防衛できるところはすべきでしょう。