寂しさ・孤独感をコントロール

寂しさ・孤独感の感情はこうすれば心が楽になる

感情別心のコントロール「寂しさ・孤独感」

自分には本当の友達がいないような気がしたり、このままずっと恋人ができなかったらと思ったり、さみしさや孤独感に襲われることがあります。

会社では世間話はしても、本当の悩みは言えなかったり、家族と同居していても話を聞いてくれない、理解してもらえないなど、まわりに人がいるのに孤独を感じることも。人はだれでもひとりでは生きていけない存在。ある程度のさみしさや孤独感は、だれにでもあります。

まずは自分が感じているさみしさや孤独感をきちんと受け入れると、次に前向きな気持ちがわいてくるものです。

寂しさ・孤独感は「受け入れる」ことで解消します。

寂しさを抱くのは情緒が豊かだからと考える

さみしさや孤独感を感じやすいのは、人よりも情緒を感じる力が豊かな証拠と、前向きに気持ちを受け入れてみましょう。実際、他人の気持ちに感情移入できたり、他人に配慮してやさしくできたりなど、感受性が豊かなことは決して悪いことではなく、むしろ実りがある人生を送るためには大切なことでもあります。

そう思うと、さみしさだって、愛すべき感情に思えてくるはずです。

境遇が似ている小説や映画を見る

人はさみしいとき、感情移入する気分も高まっています。それを利用して、自分の感じるさみしさ、孤独感と似ている状況が描かれた漫画や小説の世界に浸ったりDVDを見てみるのもいいでしょう。

同じような体験や感情をなぞることで、「こんな気持ちになっているのは自分だけじゃない」とはっとしたり、「人生いろいろ。なんとかなるかな」と腹をくくることもできます。

アドレス帳を整理する

さみしさや孤独感を埋めるには、多くの人とつながりを持てばいいと考えがちですが、じつは、人間関係が多くなるほど、ひとりひとりとの関係は薄っペらになりがちです。

広く浅いつきあい方がさみしさを増やしているのかもと思ったら、携帯アドレスから、しばらく連絡をとっていない人のデータを消してみて。つながりたい人、大切な存在がくっきり見えてきて、逆に心強い気持ちになれます。アドレスを消去してしまうのが怖かったら、どこか別に保存場所をつくっておくといいでしょう。

ページの先頭へ