怒り・イライラをコントロール
怒り・イライラの感情はこうすれば心が楽になる
感情別心のコントロール「怒り・イライラ」
理不尽な言葉を投げつけられたり、思うように物事が進んでくれないと、「どうして? 」「私はこんなにやっているのに」とイライラや怒りを感じますよね。この感情を無理に抑えようとするのは問題。
子どもや部下など自分より弱い存在や、家族や彼氏など身近な存在に八つ当たりしてしまったり、ある日突然、爆発して後悔するくらいひどい言葉を投げつけてしまうことがあるからです。イライラや怒りが小さなうちに、自分で発散する、相手に冷静に言葉で伝えるなど、上手に表現することが大切です。手軽にできる方法がいろいろあるので、できそうなことから試してみましょう。
怒り・いらいらの対処法は「表現する」ことが大切です
書く・歌う・たたく
イライラや怒りをどう表現するとスッキリするかは、人それぞれ。ポイントは表現したあとに自己 嫌悪に陥らない、他人に迷惑をかけない方法を選ぶことです。
イライラや怒りの原因を紙に大きく書いてビリビリ音を立てて破る、憎たらしい 相手を想像しながら丸めたふとんやポールをバシバシたたいたり壁にぶつける、バッティングセンターで打ちまくるなど、ストレートに表現してみて。また、お風呂や、カラオケ店で1人で歌いまくるのも、スッキリするのでおすすめです。
予行演習してから伝える
感情を発散して少し冷静になったら、イライラや怒りの原因となった相手に気持ちを伝えてみることも対処法のひとつ。うまく伝えられれば、ストレスの根本原因を解決することにつながるからです。大切なのは、冷静になってから相手に伝えること。まだ怒りが治まっていないな、と思ったら一晩寝て考えるなど「待つ」ことで頸を冷やします。
メールを送るのも、下書きしてから一晩待ち、見直してから送ったほうがいいでしょう。直接言う場合は、一度声に出して予行演習してみて。実際に声に出してみることで、「この言葉ではキツイ」など、冷静に判断できます。
100円ショップで大人買い
イライラや怒りの手軽な発散法として、「食べること」や「買い物」を選びがち。でも、食べることは過食や肥満につながるなど、マイナス面があるので×。買い物も高価なものを買うと家計を圧迫するので要注意。
おすすめは100 円ショップでの買い物。食器や花びんなどインテリア用品を大人買いして簡単な模様替えをしてみては? ふだん過ごす空間の印象を変えることで、リフレッシュ効果も。100円ショップなら、たくさん買っても散財しすぎることはないので、罪悪感なく実行できます。後にストレスがなくおすすめです。