煩わしさをコントロール

煩わしさの感情はこうすれば心が楽になる

感情別心のコントロール「煩わしさ」

ミュニケーションを尊重し、周囲のいろいろな人に気配りするのが得意な「女脳」。人と会話するときも傷つけないように気をつかったり、相手の言葉を深読みしてしまったりして、わずらわしさを感じてしまいます。 こんな日々が続くと、見えない縄でがんじがらめに縛られて抜け出すことができないという「束縛感」でいっぱいになってしまうのです。

わずらわしい、うっとうしい、という感情がたまってきたら、その束縛をはさみでばっさりと切り、自分自身を解放する対処法が有効です。そのカギは、「視点を変えて客観的に考えること」にあります。

煩わしさの対処方法は「解放する」ことです。

視点をかえて自分を見る

いろいろな雑事に埋もれると、どうしても視野が狭くなりがち。毎日顔を合わせる上司、家族などをうっとうしく思ったら、視野を広げる必要があります。

たとえば、自分を取り巻く人間関係などを整理して紙に書き出すのがおすすめ。中心に自分、そのまわりに家族、そのまわりに友人、職場、地域、国、さらには地球…というように円で描いてみましょう。

広い視野で物事をとらえられ、自分の悩みがささいなものに思えてくるはずです。束縛される対象を恨んだり変えようとしても、なかなか状況は変わらないもの。それよりも自分が視点を切り替えることで、わずらわしさから抜け出せることがあります。

ひとりきりで過ごす

たとえ仲のいい人といっしょにいるときでも、それなりに相手に合わせて気づかいしてしまうものです。わずらわしさが高まっているときは、できるだけ1人きりの時間をつくることを優先して。お昼にゆったり時間をとり、「おひとりさま」の豪華ランチを楽しんでもいいでしょう。

お昼寝したり、スパに行くなど、こまぎれの時間でできることはいろいろありそう。1人きりで心と体をのんびりさせることで、窮屈な気持ちが回復していきます。

普段、行かないところに出向く

水族館や美術館、博物館、山や海など、日常から抜け出し、ふだんあまり行かないところに1人で行ってみるのも、視点を変えるのに有効です。

人がたくさんいる休日だと、またわずらわしさを感じてしまうので、思いきって平日に1日休みをとるのもいいでしょう。

予定は前もって決めず、気の向くままに途中下車の旅をしてみるのもおすすめ。′いこ何の準備もさせないで時間を過ごすことの解放感が楽しめます。遠くに出かけられないときは、いつもと違うルートで街歩きをするだけでも、ずいぶんリフレッシュ感を得られるものです。

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