体脂肪計を利用する際のQ&A集

体脂肪計を使うためのよくあるQ&A集

ダイエットに体脂肪計を使用する意味

体脂肪計を上手に活用すれば効率のいいダイエットも可能です。

ダイエットに体脂肪計を使用する意味

[Question1. 体脂肪を活用するのは?]

[Answers]

肥満か否かをチェックするひとつの目安として体重は大事なデータですが、同じく重要なのが体内における脂肪と筋肉の割合です。世間で指標とされているBMI値が正常でも体脂肪計を使用すると「やや肥満」などの結果がでる場合がありますが、これは「隠れ肥満」です。

体脂肪が増加すると、コレステロールや中性脂肪の増加も比例し、生活習慣病の原因にもなります。 健康管理の面からもダイエットだけでなく定期的に体脂肪を測定するのが重要です。

[Question.2 朝と夜で数値がだいぶ異なる]

[Answers]

人間の体の60%は血液などの体液を含む水分です。この水分バランスは1日の中で大きく変動します。 体が平行な状態に保たれる就寝中では、頭や上半身にも水分が行き渡っていますが活動している日中は、重力の関係から水分が足もとに集まります。

計測誤差を避けるためには同じ時間帯を選んで測定するといでしょう。 とくにフットタイプは時間により誤差ができゃすいので注意します。

[Question.3 機種タイプによって数値が異なる]

[Answers]

脂肪の付き方はすべての人で同じではありません。下半身はやせていて上半身がが太りぎみでも下半身だけは筋肉ムキムキに鍛えていたり人によって電流の通りやすい部分が異なっているため、体のどの部分に電流を流すかによって、数値にばらつきが出てくるのです。

また、同じタイプのものでも、メーカーによって体脂肪を割り出す計算方法が異なっています。体脂肪の変化を知るためには、毎日同じ機種で測りつづけるのが基本なのです。

[Question.3 測定のときのポーズで数値は変わるの?]

[Answers]

体脂肪率は姿勢によってずいぶん異なります。これは、体脂肪の測定が電流の通る筋肉の太さによっても左右されるから。つまり、フットタイプの測定時にしゃがんだり、グリップタイプで腕を曲げたりすると、筋肉は太く広がって抵抗値が減り、電流が通りやすくなるので低い数値が出てしまうのです。

またグリップタイプで腕を上げると、水分が少ない状態となり、高い値が出ます。このような誤差を出さないために〃も、あくまでフットタイプはまっすぐ立ち、グリップタイプは腕を正面に伸ばす「基本姿勢」を守ることが大切です。

Question4. 食後すぐに測定しても大丈夫?

食後すぐは、胃の活動が活発になって胃の周辺に血液が集まるため、体内の水分のバランスが変動して不安定に。また、食べたものが体に吸収されず、食事の水分が水分として認識されないため、体脂肪率は高めに出がちです。水分のバランス、胃の中身がともに安定する、各食後2時間くらい以降を目安に測定をするといいでしょう。

Question5. 大量に水分摂取したあとは大丈夫?

[Question]

水やお茶を大量に飲んだ後は、たくさんの水分摂取直後には水分が水分として認識されず、体脂肪率は高めに出ます。でも、約1時間後には体に吸収されて行き渡り、体脂肪率は徐々に低下していきます。

ただし、飲んだものがお酒の場合は、アルコールを分解するために水分が大量に消費され、体は、やや軽めの脱水症状になっています。すると体脂肪も高い値がでます。お酒を飲んだ後に測定は控えます。アルコールを飲む習慣がある人は、寝る前に測定する習慣を変えましょう。

ページの先頭へ