脳梗塞を防ぐ「宝水」

脳梗塞を防ぐ「宝水」についての紹介

脳卒中には脳出血と脳梗塞、くも膜下出血がある

脳卒中は死に至るケースもある怖い病気

脳梗塞を防ぐには

脳卒中には、脳の血管が破れて、脳のなかで出血する「脳出血」、くも膜と硬膜の間に出血する「くも膜下出血」、血管が詰まって血液が流れなくなる「脳梗塞」の3種類があります。

脳卒中は1951年から約30年間、日本人の死亡原因の1位でしたが、1985年以降は3位になっていました。しかし、96年には、ガンに次いで2位になり、以降増えつづけています。

1951年は、脳卒中のなかで最も死亡が多かったのは脳出血で、全体の77%を占めていましたた。その後、高齢化が進むにつれて脳梗塞による死者が増え続け、96年には脳梗塞が脳卒中の62%を占めて1位になりました。2位は脳出血で23%、三位は、くも膜下出血の10%で、この傾向は現在まで続いています。したがって、脳卒中のなかでも、死に至ることの多い脳梗塞の予防が最も大切なことになります。

そのために何が一番有効かといえば、ずばり水を飲むことです。

一般に、脳梗塞は、寒い時期が危ないと思われていますが、それは大間違いで、実は汗をかく夏場が圧倒的に多いのです。それは脱水症状で血液がドロドロになるためです。

脳梗塞は暖くなると増え、7~8月にピークを迎えます。とくにお年寄りに多いのは、動脈硬化が進むうえに、普段から脱水状態にあることがリスクとなります。

とりわけ女性のお年寄りは注意が必要です。夏場も着物を着る人が多く、汗をかいて着物を汚したくないと考え、水分を控えるからです。水分を摂取してトイレが近くなるのも敬遠する人が多いようです。

喉が渇かなくても、最低1日5回、計1リットルの水を時間を決めて飲む必要があります。

脳梗塞で病院に運ばれてきた方の血液は粘度が高く、放置しておくと、血液がどんどん詰まって悪化していくのですが、水を補給すると、血液の粘度が下がってサラサラになり、悪化を防ぐことがわかっています。

水の飲み方としては、起床時すぐに1回、午前中に1回、午後に2回、寝る前に1回の計5回です。とくに大切なのは心筋梗塞の予防と同じく、就寝前の水です。

血液の粘度は、午前4時から8時にかけて最も高くなります。睡眠中は水分を摂ることができないうえに、呼吸や汗などで500~1000mlの水分が失われているのです。そのため脳梗塞の発作は夜中、そして早朝から午前中にかけて多くなるのです。

そこで、就寝前のコップ1杯の水が「宝水」となるのです。

夜中にトイレに起きるのが面倒なので、水分を控えるお年寄りがいるのですが、就寝前にコップ1杯の水を飲むことを習慣化していただきたいと強く願います。腎臓に持病がない限り、水分を摂りすぎてもからだに悪いことはないのです。

しかし、飲むのはあくまでも水で、清涼飲料水やお茶は糖分過多になったり、眠れなくなったりするのでおすすめできません。また、高価な水である必要はなく、普通の水でいいでしょう。

脳梗塞予防のミネラルウォーターレシピ

寝る前に必ずコップ1杯、起きたらすぐコップ1杯、午前中コップに1杯、午後コップ1~2杯の水を飲む。アルカリイオン水「活泉水」がおすすめ。

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